Belvedere

1998年発表の1stアルバム。｢Because No One Stopped Us｣というタイトルがつけられているだけあり、全部の曲が速い速い。どの曲もスッタカスッタカ超高速。1stアルバムで速さを重視したアルバムなんて想像するものは、全て同じ曲でショボイ音である(個人的には)。しかしこのバンドは本当に凄まじい力を持っており、1stアルバムの時点で自分たちの旨味を出せている。ギターは今ほどメタリックではないが、とにかく速い音速空間味わうといった意味では十分楽しめる1枚。

The Bottom Line / Danky / Bad Day / High School Heroics Market Share / Subversive My Girlfriend Only Likes Me When She's Drunk / High Priced

\6,500

2000年発表の2ndアルバム。前作はとにかく速い!!という印象であったが、こちらは速い上に曲展開まで素晴らしい1枚に仕上がっている。代表曲といえる「The People's Song」はイントロのギターリフからテンションマックスになれる。前作ではあまり聞けなかったギターソロも聞くことができ、そのテクニシャンぶりを堪能できる。新旧織り交ぜて聞いていても色褪せている印象をまったく感じさせない完成度だ。

2nd Column / The People's Song / Difference Malpractice / Airplane / Todd

\8,500

2002年発表の3rdアルバム。前作で大きな成長を感じさせた Belvedere であるが、2nd から 3rd においてもヴォーカル･ギター･ドラムとどれをとってもよくなっており、全体の一体感を感じることが出来る。コーラスもしっかりとしており、文句なしの傑作ではないだろうか。10曲と一見物足りなさを感じさせるが聞けば納得満足感を味わえる。個人的には是非ともLIVEを体験したいバンド。

The Only Problem With Wishful Thinking Excuse Me, Can I Use This Chair? A Juxtaposition of Action and Reason / Repetition Rejection It's Hard to Look Cool With Your Head Up Your Ass She Sells and Sandsandwhiches And You Thought the Doctor's Probe Hurt

\9,500

2003年発表の｢Downway｣とのスプリットアルバム。このバンドはこの作品で知ったのだが、かなり聞き込んだ1枚。超良盤スプリットです。Belvedereは3rd並みの良い曲を連発。速くもメロディアスで、かつ飽きさせないこった曲展開。このバンドの凄い所は似たようで似ていない曲を書けるところである。速いだけで良いなんて事は言わせない。そんなバンドです。中古屋さんでこのCDを見つけたら、友人にお金を借りてでも迷うことなくゲットすることをお勧めします。

Home Ice Advantage / Paradise / Seconds Away Brandy Wine / Distress

\10,000

2004年発表の4thアルバム。CDをプレーヤーに入れた瞬間Belvedereワールドへと一気にもっていかれる。今までに無いほど激しいギターにスクリームするコーラス。速い中にも単調さを感じさせないギターソロが美しく、1曲目を飾るに相応しい曲。とBeledevere節全快の曲を聞かせつつ、2、3曲目では珍しいミドルテンポの曲。遅くともメロディーがよく、ギターリフがカッコいいので問題なし。15曲と多めのアルバムだが、だるさを感じさせない良作。どの曲もカッコいいんだけど遅い曲がちとあるので酷評をする。でも超良作ですよ(意味不明)。好みの問題です。

Subhuman Nature / Three's A Crowd / Unplugged / Quicksand Two Minutes For Looking So Good Elementally Regarded / Brandy Wine / Slaves To The Pavement Early Retirement / Popular Inquiries To Everyday Disasters Bad Decisions

\7,500←酷評でこれ(笑汗)。